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冬の旅:2 [Vocal]

 

 


 

シューベルトの世界

 

 

 






 

シューベルトの【冬の旅】について、2週目はNo7~No12を聴いてみたいと思います。
Youtube公開動画の中からビジュアル、音声共に良いと思われるものを選定したつもりです。





次のURLをクリックすると、ドイツ語・日本語による歌詞(全曲)が表示できます。
歌詞リンク:F.Schubert Lieder  Deutsch-Japanisch
http://www.damo-net.com/uebersetzung/schubert.htm 


 

 




 

冬の旅:2



DSC01986.jpg
 

 







冬の旅』(ふゆのたび、WinterreiseD911, Op.89は、フランツ・シューベルト1827に作曲した連作歌曲集である。 

本作は1823に作曲された『美しき水車小屋の娘』と同じく、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩集による。2部に分かれた24の歌曲からなる。

『水車小屋』が徒弟の若者の旅立ちから粉屋の娘との出会い、恋と失恋、そして自死を描いたのに対し、『冬の旅』では若者は最初から失恋した状態にあり、詳しい状況は語られないが街を捨ててさすらいの旅を続けていく。
全曲を通して「疎外感」、「絶望と悲しみ」、「決して得られないもの、もう失われてしまったものへの憧れ」に満ちており、唯一の慰めである「死」を求めながらも旅を続ける若者の姿は現代を生きる人々にとっても強く訴えかけるものがあるとされ、一般に彼の3大歌曲集とされる当作品及び『美しき水車小屋の娘』、『
白鳥の歌』の中でも、ひときわ人気が高い。 

シューベルトの健康は、1823年に体調を崩し入院して以来、下降に向かっていた。友人たちとの交流や旅行は彼を喜ばせたが、体調は回復することはなく、経済状態も困窮のまま、性格も暗くなり、次第に死について考えるようになる。
とりわけ、
ベートーヴェンの死は、彼に大きな打撃を与えた。

シューベルトがミュラーの『冬の旅』と出会ったのは、18272月のことであった。彼はこの詩集の、絶望の中で生きなければならない若者の姿に、自分を投影したのだろうと思われる。

シューベルトは前半12曲を完成させ、友人たちに演奏したが、あまりの内容の暗さに彼らも驚愕したという。
シューベルトはこの12曲で作品を完成としたが、続編の存在を知った彼は再び作曲に取り掛かり、続編の後半12曲を10月に完成させる。
1部は
18281月に出版。第2部は彼の死後の12月に出版された。







冬の旅6.jpg











7. 川の上で(8 Auf dem Flusse


凍った小川に、恋人の名前と出会った日付と別れた日付を刻む。
孤独な作業をしながらも、この川の下を激しく流れる水のように、自分の心は燃えている。

 

 











 

8. 回想9 Rückblick


何かに追われるように、町から逃げていく。
しかし、しばらくすると恋人への感情が湧き、町へ戻りたい思いにかられる。
非常に荒々しい伴奏が強い印象を残す。
最終小節の伴奏のリズムを、後打ちにするか一致させるかで議論があるが、後打ちのほうが今日では主流のようである。

 

 











9. 鬼火18 Irrlicht


鬼火に誘われ若者は歩いていこうとする。喜びも悲しみも、鬼火のようにはかないものだと想う。
Irrlichtの直訳は「狂った火」。この曲から、具体的な失恋につながる描写は極端に少なくなり、主人公に狂気が漂い始める。

 










 
冬の旅5.jpg

 

 

 


 

10. 休息(19 Rast


小屋で休息を取る。しかし体の痛みは消えず、さすらいが自分にとって安らぎなのだと気づく。

 

 











11. 春の夢(21 Frühlingstraum


美しい花に彩られた春の夢を見る。しかし目が覚め、冷たい現実に引き戻される。
「冬の旅」全曲中、「菩提樹」に次いで有名な曲。
楽しげな春の夢は、雄鶏の時を作る声で遮断される。この、雄鶏の時を作る声の描写が三度あることから、梅津時比古氏は、聖書の「ペテロの否認」の場面との関連を指摘している。

 

 











 

12. 孤独22 Einsamkeit


若者は別の町に着く。町の人々の穏やかな姿を見て、自分の孤独さが身にしみる。






 

 



 

 


解説はすべて Wikipedia に拠っています。

 



D911 Winterreise   冬の旅
Liederzyklus nach Gedichten von Wilhelm Müller   ヴィルヘルム・ミュラーの詩による連作歌曲集 

Nr. 1 Gute Nacht   おやすみ
Nr. 2 Die Wetterfahne        風見
Nr. 3 Gefrorne Tränen        凍った涙
Nr. 4 Erstarrung    凍結
Nr. 5 Der Lindenbaum       菩提樹
Nr. 6 Wasserflut    涙の川
Nr. 7 Auf dem Flusse   流れの上で
Nr. 8 Rückblick   
かえりみ
Nr. 9 Irlicht   
鬼火
Nr. 10 Rast   
休息
Nr. 11 Frühlingstraum   
春の夢
Nr. 12 Einsamkeit   
孤独

Nr. 13 Die Post    郵便馬車
Nr. 14 Der greise Kopf   白髪の頭
Nr. 15 Die Krähe  からす
Nr. 16 Letzte Hoffnung   最後の希望
Nr. 17 Im Dorfe   村にて
Nr. 18 Der stürmische Morgen   嵐の朝
Nr. 19 Täuschung    幻覚
Nr. 20 Der Wegweiser    道しるべ
Nr. 21 Das Wirtshaus    宿
Nr. 22 Mut   勇気
Nr. 23 Die Nebensonnen    幻の太陽
Nr. 24 Der Leiermann   ライアー回し


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The music is a light of my heart

 

Ladies and gentlemen Many,many thanks for your visit !

 


nice!(158)  コメント(7) 
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コメント 7

ナビパ

お写真は冬の寂しさを物語っていますね。
by ナビパ (2012-02-12 12:45) 

moz

もう少し長生きしていたら・・・と思います。
面白い性格の人だったようですよね。 ^^;
by moz (2012-02-12 13:09) 

般若坊

Ladies and gentlemen ! Thank you for visiting !


Thanks for the comments! ナビパ-san.
ヨーロッパ特にドイツの冬は救いようがないくらい暗く寒いようですね。自殺者が多いのはこの時期なのだそうです。それだけに春の日差しを渇望していると思います。


Thanks for the comments! moz-san.
冬の旅1にもコメントしましたが、本当にもっと生きてくれたら、素晴らしい曲がもっと聞けたと思うと惜しいですね・・・ 
経済的な支援があって、医学が現在のように効果的であれば・・・と思います。暗い曲ではなく明るい美しい曲が沢山聞けたでしょうね・・・


by 般若坊 (2012-02-12 13:46) 

吉之輔

ご無沙汰してます、チョット嫌な病気で、やっと通院、
自宅治療が出来るようになりました、今後とも宜しく願います。
by 吉之輔 (2012-02-12 16:21) 

般若坊

Thanks for the comments! 吉之輔-san.
やあ~ おかえりなさい。退院されて通院になられ良かったですね!肺炎は怖い病気です。とくに我々高齢者にとっては命にかかわりますから
どうか御身お大事にされて 暖かい春が来るのを 待ちましょう。ご連絡ありがとうございました。

by 般若坊 (2012-02-12 22:06) 

吉之輔

こんにちは、お尋ね頂きナイス&コメント有難う、お気遣い
感謝です、季節柄、おん身大切にね。此れからも宜しく願います。
by 吉之輔 (2012-02-14 16:35) 

般若坊

Thanks for the comments! 吉之輔-san.
ご丁寧にどうも・・・よろしく!
by 般若坊 (2012-02-14 17:03) 

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